所有者でリップが取れて紛失した場合は、ご連絡ください。
20240507 暫定から進まず。引き続き改良中
20230816 暫定はできた。もうちょっと調整。
20230221 思うところあって製作中止
20230102 いろいろ調整中 形状とか重量が若干変更して、浮き姿勢と引き感の調整
フローティングとシンキングの2種になる予定
20220802 安定感が出るよう少し調整(ver.1-1)
20220710追記 アクション動画
20220705追記 リーダーの太さについて
磯から大物狙いの定番マ〇ナムミノー200。
ブリブリ動く、瀬際までキッチリ引けるのがいいのかなあと思ってる。
じゃあ、もっと飛んで、ブリブリ動いて、瀬際まで泳いで、デカイフック載せられたら最高じゃない?をコンセプトに作成。
〇スペック
名前:TLM190(T-たぶん、L-リップレス、M-ミノー)
サイズ:約19cm
重量:約105g(フック抜き)多少前後
適正フック:st66-5/0クラス(11-12g) かなりゆっくりめのシンキング
ナイロン・フロロリーダー50-60号ソリッドリング・スプリットリング接続、フリーノット接続でスイムテスト
(20220705追記:リーダーに太さがないと結構暴れて動きが不安定。フロロ30-35号では早めの巻きで暴れすぎる印象。予測ではナイロンだと素材の柔らかさから、もっと暴れると思う。個人的にはフロロ60号フリーノットが使いやすい。)
ワイヤー:1.8mm(参考:マグナムミノー160は1.2mm、マグナム200は2.0mm)
ボデイ壊れても、魚は上がるようにワイヤ補強済
素材:発泡ウレタン+基盤リップ
発泡ウレタン製でルアー傷からの浸水による比重変化はかなり少ないから、ボディ保護よりアクション重視よりの塗装にしてる。塗装は過度な塗膜はないけど、パリパリはがれるような弱い塗装にはなってない。
5日間の釣行で新品から使ってもらった感じはこんな感じ。普段GTしない遠征者の気合ある釣行で、キャスト数は自分より多いから、参考になるはず(笑)
キャストミスでたたきつけると普通に割れるけど(笑)、ボディ強度自体もスカスカではなく、かなり詰まった感じなので、十分な強度。
名前のたぶんの要素、ちょい出し水平基盤リップのおかげで通常のリップレスミノーより足元まで引きやすい。
リップの塗装は試作の写真ではあるけど、けっこう当たる部分で剥がれることが多いから、売るときは無塗装になる。
基盤リップはしっかり固定してるから、これだけポロって取れることは少ないとは思う。
取り付け強度動画
〇アクション
半フラットサイド系ボディの反射 + 発泡ウレタンベースと基盤リップによる動きの細かさがあるから、マグナムやボアとは、動きの味付けが違うミノーになってる。
アクション動画
低速時も動くので、瀬際の誘い時にもだましやすいんじゃないかと(低速を生かしたいなら、フリーノット)。
早めに巻いたら通常のアクションに若干蛇行が加わる感じ。蛇行のセッティングは、結び目末端の残し方でも変わるシビアセッティングだから、使用時にアイ調整が必要になるかも。フリーノットで組んでまっすぐ行くよう調整はしてる。右に曲がっていくときは左に、左に曲がっていくときは右に、ほんの少しアイを曲げる。
磯からやる上で一番気になる瀬際での動きは、ちょっと水平基盤リップのおかげで普通のリップレスミノーより瀬際までしっかり巻ける感じにしてる。
高速寄りのアクションは、フックサイズを1サイズ上げると安定する。
引き抵抗はマグナムミノーより気持ち少ないような?(感覚比)
〇釣果
特に問題なく、GT・カスミは釣れてる。その他魚種への効果は近所にあんまりいないから不明(笑)
飛距離に関しては、リップレス形状だから問題なく飛ぶ。
飛距離が出る+瀬際まできっちり引ける=水中により長くルアーを置くことができる=釣れる
と思ってる(笑)
ボディに対してでかいフック載せられるから、でかい魚に安心感はあると思う。シングルフックより掛かる確率は高いはず。
〇雑記
個人的に現段階で19cmクラスのミノーに取り入れたかった要素を詰め込めたと思う。
次はやる気50%の日常用ポッパーかなあ。
ミノー1種類作るのに、ほんと時間かかった。
発泡ウレタン修行がかなり大変だった。結局2年ぐらい配合調整やらいろいろな素材見直しとかしてた。発泡ウレタンだから、型作って適当に流し込んだら終わりって感じではなかったし、木のほうが楽なんじゃないかって途中何回も思った(笑)失敗の遺物が山盛り。
形状、オモリ、渦流のこととか少しは理解できた。知識ない状態からのスタートだったから、失敗しまくった。やっとできたって思ったけど、使ってるうちにいまいちポイントが見つかって、1からやり直したこと多数で、心折れそうだった(笑)
塗装もほんとに大変。でも、ルアーづくり作業の中では一番楽しいような。
ルアーとして形にできるようになって、ルアーフィッシングで人間側が工夫できる手段をなんとか1つ増やすことができたと思ってる。
ほんとに最高にめんどくさくて金も掛かるけど(笑)、ルアー作りは面白いと思う。